置き配の便利さは分かったけど、盗まれたらどうなるのか心配。
そんな声は良くお聞きします。
結論から言うと、
Amazonは全額補償してくれます。
しかも即日です。
Amazon公式サイトにもきちんと書いてあります。この即日というのが、衝撃なんですね笑
私自身、Amazonの現場で働いていた際、同僚の件で荷物がないというお客様の補償(盗まれたかどうかは不明)の対応に立ち会ったことあるのですが、夜にお問い合わせが来て、即再送という形で対応して、
次の日の朝にはその荷物が来ていました。
異常です笑
対応の早さも異常ですが、調査する時間もほぼ使わないまま速攻再送するという太っ腹なのかなんだかわかりませんが、とにかく世界一の大企業はやることがすごいです。
全額補償してくれるのはわかりましたが、ここで注意点をお知らせしたいと思います。
盗まれたら必ずAmazonが再送してくれると思ったら大間違い。
いきなりなんだよ!と思った方いるかと思います。
言ってる事違うじゃんって感じですよね??
どういう事かというと、
Amazonに在庫がない場合がある。
という事です。
現場にいるとたまにこの対応に苦しむ事務の方に遭遇します。これ対応する側からすると本当に頭抱えるんです。滅多にない事例なのですが、大体のお客様は怒ります。
こういう場合は、再送ではなく返金という形になります。
なので、全額補償ということには変わりませんが、注意しなくていけないのが、
その時絶対必要なものは置き配をしない。
という事です。
値段が高いとか安いとかという基準よりも、もしこれが盗まれてAmazonも再送してくれなかったら仕事に影響してしまう!みたいな物は置き配するのをやめておきましょう。
トイレットペーパーとか洗剤みたいな単なる日用品です。みたいなものはガンガン置き配サービス利用しましょう。
その際にさらに大事なことは、
Amazonの「配送指示」を利用して、「今回は手渡し希望です。」→Amazonの「配送指示」メッセージの送り方の記事はこちら
みたいなメッセージを送ることが大事です。
あるいは、張り紙を貼る。というのも、
「普段は置き配希望のお客様なのに、今回だけは置き配になっていない。」
「置き配にし忘れたのかな??」
と、真面目なドライバーだったら少し考えてしまいます。
実際に置き配にし忘れて逆ギレするお客様もいます。
結局、置き配になっていない限りインターホンや電話で確認して、不在だったら持ち帰る事になるのですが、中にはあまり深く考えない良い加減なドライバーもいます。
「いつも置き配だから置いとこう!」
最近では、ヤマト運輸でも勝手に置き配する事例が少し出て来てます。
あってはならない事なのですが、こういう事を避けるためにもメッセージや張り紙を貼っておきましょう。
盗まれたと思う前によく探す。置き配写真のチェック。
めちゃくちゃよくあるのですが、ないないと言いつつ
家族の誰かが受け取ってしばらく黙っていた。
というパターンがよくあります笑
マジで多いです笑
子供が学校から帰って来て、玄関にある荷物をついでに取ってそのままお家のどこかに置いたままだった。
おばぁちゃんが拾ってそのままどっかに置いちゃった。
こんな事例がありましたが、まずはよく探しましょう。
手っ取り早いのが、
置き配写真をチェックする事。
です。
Amazonの場合、置き配された時の写真がお客様まで送られて来ます。
この写真が明らかに自宅と違かったら、間違っている場所に配達している。→すぐにAmazonに問い合わせる。
写真があっていたら→家族に聞く。
家族に聞いても分からなかったら→盗まれている可能性をAmazonに言う。
みたいな感じでいきましょう。
1番最悪なのが、再送依頼した後に見つかったって言うパターンです。
2個貰えてラッキーって思う方いるかもしれませんが、心が痛むと思いますのでやめましょう。
すぐに見つかった事をAmazonまで伝えて下さい。
今後の置き配について
置き配は非常に便利なサービスです。
置き配サービスが始まる2019年までは、荷物が届くまで家で待ってるか、とりあえず不在票だけ投函してもらって後で再配達をお願いするというのが当たり前でした。
でも今は家にいる必要がなく、気がついたら届いてる。
Amazon primeに入っていれば、置いてもらう時間帯を指定することもできる。
そんな世の中になりました。
置き配というサービスが始まる何年も前から独自で置き配している方は多くいましたが、世の中にサービスとして知れ渡ったのはここ最近の話です。
サービスとして始めてわずか2年の話です。
正直、ほとんどの方が予想していなかったと思います。
例えば、置き配が世の中に浸透したら、そのうち再配達の有料制みたいなものが始まるかもしれません。
実は昔、某大手宅配会社で再配達の有料制の話があがったことがあります。
結局話は流れたのですが、それくらい再配達というのは宅配業者にとって非常にネックなものなのです。
置き配が浸透し再配達をする必要がないという流れになり始めた今、また再配達の有料制の話が出てきても不思議ではありません。
例えば、再配達2回目以降は200円とか。
まぁ、何が起こるか分からないということです。
なので、置き配は嫌だ。盗まれたらどうしよう。
と思うのは仕方のないことですが、いつどうなるか分からない世の中に対して準備をしておくことも大事だと思います。
意外と、利用してみると快適だったりします。
これで再配達しなくて良いなら良いなぁ。みたいな。
実際に、なんちゃらウィルスの影響で一気に利用者が増えたのもそういう風に思った方が多勢いたからだと思います。
しかも、Amazonの場合は全額補償です。
なので言い方が悪いかもしれませんが、Amazonを利用して置き配を体験してみよう!みたいな感じでも良いかもしれません。
しかし置き配をどうしても利用する気にならないという方もいると思います。
そんな方は置き配を利用しない方が良いでしょう。
あくまでも気持ちよく受け取ることが大事です。
宅配ボックスを用意するとか、再配達しなくて済む方法を考えることから始めるくらいで良いでしょう。
この記事を見て、少しでも置き配に興味を持ってくれたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。