Amazonがサービスを開始してから一気に広まった置き配サービス。

近年ではヤマト運輸などの大手宅配会社も置き配を導入するようになりましたが、一方で盗難を心配する声も増えて来てます。

Amazonは盗難された際の保証として全額補償制度を設けていますが、他社ではそこまでの補償はしておりません。

平和な日本ですし、盗まれたなんて報告は実際にAmazonの現場を担当したことの私ですらほとんど聞いた事はありませんが、もちろん盗まれない補償なんてありません。

今回は、現役の軽貨物ドライバーである私が、ドライバー目線で一番ベストな置き配盗難対策を紹介したいと思います。

王道!やっぱり防犯カメラが最強の盗難対策

当たり前の話になりますが、やっぱり防犯カメラが一番の対策になります。これさえあればほとんど対策いらないんじゃないかってくらいのものです。もちろん、ダミーじゃなくちんとしたものが理想です。

っていうよりも、防犯カメラがあるだけで、ただ配達に行ってお客様の指示通りに置き配をするだけなのに、やけに気まづい気持ちになるくらいです笑

それくらい防犯カメラの存在というのは大きなものなのです。

宅配ボックスを用意して鍵をするなどの対策もできますが、結局宅配ボックスごと盗まれたら意味がありません。

犯行に及ばせないようにする事が大事なのです。

置き配の対策というよりも、普段の防犯対策のために防犯カメラを買っても良いと思います。

防犯カメラを設置するだけでも対策にはなりますが、大事な事は、

防犯カメラがある事を確実に知らせる事です。

敷地に入った途端に、「あっ、ここには防犯カメラがあるんだな」と思わせてすぐに諦めさせることが大事なのです。

瞬間的に諦めさせる事が大事です。

誰も気づかないような隠しカメラを設置しても意味がありません。

「ここにはカメラがない」と思って荷物を盗んでいく可能性があるからです。

カメラには証拠が残ると思いますが、結局盗まれる事には変わりませんし、帽子やサングラスなどで変装されて犯人が特定出来なかったら意味がありません。

例えば、「防犯カメラ設置中」などのシールを貼るのも効果的ですが、

置き配してもらうところの場所の近くに、

「荷物はここに置いて下さい。防犯カメラがあるので大丈夫です。いつもありがとうございます。」

などの張り紙を貼ると、簡単に防犯カメラがある事を知らせることが出来ます。

「荷物はこの中に入れて置いて下さい。防犯カメラがあるので鍵はしなくて大丈夫です。」

実際にこのような張り紙を貼っているお客様を見たことがあります。すごく賢いと思います。

ただし、ちゃんとハッタリじゃなくて防犯カメラをつけて下さいね笑

最近では色んな防犯カメラがありまして、敷地内に入るだけで音がピーピーなるような防犯カメラもありますし、興味のある方は検討するのも良いでしょう。

しかし、

防犯カメラなんて高いし、家は一軒家じゃないから防犯カメラなんか付けられない。

そんな方のために今すぐ簡単に防犯カメラを用意する方法があります。

 

要らなくなったスマホで防犯カメラ。置き配盗難対策!

今回の記事の本題と言っても良い、要らなくなったスマホが防犯カメラになるアプリです。

アルフレッドカメラです。

これはすごいです。

実際に、林先生のテレビ番組で紹介されていました。

使い方はすごい簡単です。使い方の詳しい記事は→こちらのアルフレッドカメラの項目をご覧ください。

これを防犯カメラとして使っても良いですし、防犯カメラを買うまでの繋ぎとして使っても良いでしょう。

ただし、ちゃんとネットに繋がっている状態が条件です。ドア付近だったら問題ないでしょう。

単純に置き配を利用する時だけに使う道具としても十分に役に立ちます。

例えば、荷物を18−20の時間指定にして置き配にした場合、その時間になったらアプリで録画をしておくみたいな感じです。

アルフレッドカメラの場合でも大事な事は、防犯カメラがある事を確実に知らせる事です。

置き配保険の誕生

この急激な置き配サービスの広がりに応じてついに

「置き配保険」

なるものが誕生しました。

時代の流れですね。

日本郵便が考案したもので、指定した所に置き配をしてから24時間以内に警察への届け出と、盗難の報告があった場合に上限1万で年に2回まで補償してくれるというものです。

上限があるのと24時間以内の報告というのが少しデメリットな気がしますが、特に払う保険金がないというのが特徴です。

また、「OKIPPA」という宅配ボックスブランドも独自の置き配保険なるものを導入しました。

30日100円という料金で「買い切り有料サポート」というのですが、こちらも盗難が発生してから警察に届け出をして、24時間以内に報告する事が条件で、年に2回まで補償してくれるまでは同じですが、上限が3万円となってます。

また、OKIPPAやその付属品自体が盗まれた場合の補償も上限5000円であります。

この時代だからこその新しいサービスです。

防犯対策プラスアルファで考えたい方はご検討ください。

まとめ

防犯カメラを設置する事は一番効果のある置き配盗難対策です。

置き配盗難対策というよりも、この時代の流れをきっかけにご自宅のあらゆる防犯対策として防犯カメラを買うべきだと思います。

置き配はものすごく便利です。楽になったというべきでしょうか。

ちなみに私は、どんな配送会社さんの荷物でも置き配にしてもらって、荷物の受け取りに苦労した事はほとんどありません。

クイーンサイズのベッドのマットレスですら置き配にしてもらいました笑  →どんな荷物も置き配にしてもらうコツの記事はこちら

でも全く問題ありません。むしろ再配達の依頼をして家に拘束される方がよっぽどストレスがかかります。

何より、配送会社さんにとってもこの方が良いのです。

配送業者さんにとっての再配達の苦しみは凄まじいものがあります。

ですが、盗まれたら困る荷物に関しては「置き配」を利用しない事がベストです。

100%安心は常にないという考えを持ちつつ、置き配の便利さともうまく付き合っていくバランスが大事だと思います。

これからの時代の流れと上手く付き合っていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。