皆さんご存知の置き配。

かなり便利で、数年前まで当たり前だった不在票を見てため息をつく時代から完全に脱却した方もいるくらい世に知れ渡るようになって来ました。置き配が広まったのはここ2年くらいの話です。(2021年現在)

しかし、そんな便利なサービスである置き配でもあってはならないんですが、トラブルは当然あります。

違う住所の玄関に置いちゃった〜とか、そもそもお客さんが住所を間違えててその住所に置いちゃった〜とか色々あるのですが。

今回は多くの方が疑問に抱いている、

雨の日って置き配ってどうなってるの?

と言う疑問について解説したいと思います。

雨の日はそもそも基本置き配はしない。

基本中の基本で、 Amazonなんかの置き配の説明欄にも書いてあるのですが、基本は雨の日は置き配はしません。Amazonの説明欄的に言えば、

「置き配指定場所が安全ではないため」

と言う理由になるためなので、当たり前と言えば当たり前のことですね。

ただし、雨は降っているけど明らかに濡れる心配がない場所、例えば屋根付きの車庫の奥とか、広い屋根に守られてる玄関の前などには置き配すると言う場合もあります。

でもあくまでも基本は雨の日は置き配はしないと言うルールがどの配達業者にもありますので、基本は雨の日は置き配されないんだと思っていた方が良いでしょう。

ルールに忠実な配送会社の場合、明らかに安全でも雨が降っていると言う理由で持ち帰る事はよくあります。

ビニール等で雨の日対策して置き配してくれる業者もある。

ビニール袋に包んで置き配していてくれていた。

そんな経験がある方も結構いるんじゃないでしょうか。実際私も経験ありますし、何て親切なんだ!と思わず感心したのを覚えています笑

よくTwitterなんかでも、このような経験を発信して感謝の気持ちを述べている方もいます。

しかしこれはあくまで、配送業者の好意、あるいはドライバー個人の好意で行われていると言う事が大事です。

私の例で言えば、ビニール等で対策してくれたドライバーさんはお一人だけでしたし、実際のところ、ビニールをわざわざ用意して置いてくれるような配送業者は多くありません。それなりにコストがかかってしまいますからです。

またビニールを用意したところで必ず置き配するとも限りません。例えば、屋根の全くないアパートの玄関置き配でその日が超大雨だった場合、

「もし、荷物の中身が精密機械だったら。」

と考えると、いくらビニールで対策するとは言え何が起こるか分からないため、お客さんに連絡して許可を得られたりしない限り、持ち帰る事がよくあります。

私の会社ではドライバー全員にビニール袋を用意してましたが、あくまでも安全かどうかを優先にして置き配をさせておりました。

ちなみに私自身は大雨の日、屋根のないアパート等で玄関置き配する場合は、お客様に連絡して許可を得られた場合のみ置き配をしておりました。

要するに、置き配するか持ち帰るかは結局のところドライバー判断によるところがあると言う事です。

言い換えれば、どんな悪天候でもビニールに入れれば置き配しても良いでしょう!と割り切っている業者もいるかもしれないと言う事です。

そうならないためにも、意思表示を宅配業者さんに伝える事が大事になって来ます。

雨の日でも置き配して欲しい場合は自分で指示するのがベスト

どんな時でも置き配して欲しいんだ!と言う私みたいなタイプは、自分で指示するのが一番手っ取り早いやり方です。

玄関に張り紙を貼る。ポストに張り紙を貼る。Amazonの場合は「配送指示メッセージ」を利用する。 Amazon配送指示メッセージの詳しい記事は→こちら

などのやり方で、「雨ですが、置いて下さい。」

などと配送業者さんに伝えれば、ほぼ100%置いてくれます。張り紙のコツに関する記事は→こちら

さらに、自分でビニール袋などを用意してその中に入れてもらうようにすればなおベストでしょう。その際のビニール袋は一番デカいゴミ袋がおすすめです。繰り返し使えますので、雨の日用として保管する事ができます。

ちょっと前までは、張り紙等でどんなに強く希望を伝えても電話がかかって来て、出られなかった場合には置き配してもらえないと言う場合がほとんどでした。

今でも業者やドライバーによっては置き配してもらえない事がたまにありますが、幸か不幸かコロナの影響で一気に置き配が容認されるようになりました。

この状況を機に一発でストレスなく荷物を受け取る方法をみなさんなりの方法で身につけて下さい。

再配達ほどストレスで無駄な事はありません。

少しでも私の記事が役に立てたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。